デ・ジ・キャラット でじこミュニケーション完全攻略
デ・ジ・キャラット でじこミュニケーションの攻略サイト。2002年10月25日に発売されたゲームボーイアドバンス専用ソフト。プレイヤーはゲーマーズの新しい店長となり、1年間お店を経営しつつ、お店で売る商品やでじこたちの仕事を決めていく。
パートナーの特技について
どのキャラクターでも(ぴよこでさえも)神様店長をねらうことができるが、うさだに手伝ってもらうのがもっとも確実。
キャラ名 | 特技 |
---|---|
でじこ | ビームでおそうじ 店の「きれいさ」を100%にする。 |
うさだ | 人気あつめ すべての商品を15ポイントほど売れやすくする。(商品の売行きについてはグッズ一覧を参照) |
ぷちこ | 安値仕入 商品の仕入価格を5%下げる。ただし、「もうけ度」は変わらない。(売値も5%落ちてしまうため) |
ぴよこ | なし |
◎特技の発動について
特技ゲージはやる気ゲージが高いほど速く上昇する。最初の発動は13週~15週目くらいだが、以降はやる気次第で間隔を短くできる。最短では5週おきに発動する。パートナーキャラクターのご機嫌は取っておくに越したことはない。
経営状態について
◎評判について
来客数に影響する。しかし、来客数は複合要因による変動幅が大きく、評判から単純に導くことができない。評判が1点上昇しただけで80人以上来客数が増える場合もあれば、15点以上落ちても数人しか変化しない場合もある。特に後半戦では激しく乱高下する。
経営が順調であるなら、評判の6倍の値の来客が見込めるようだ。ビラ配りを行った週は、評判の10倍の値の来客が見込める。ただし、いずれの場合も店舗のサイズを超える客数を収容することはできない。
初期値は4、最大は100。評判が100の時、600人以上の来客がある。この「評判」を終始高いまま維持することが「神様店長」への道だ。
◎綺麗さについて
店が汚いと、客は怒って店舗に入らないで帰ってしまう。結果、評判も来客数も落ちてしまう。綺麗さが80%を切ったあたりから客の減少が顕著になる。店舗規模が大きくなってくるとそれに応じて打撃も大きくなるので、できればこまめに掃除をしておきたい。
おしごとについて
◎ポジションと効果
レジ係ははずせない。接客係は店の評判に影響するのでできればはずしたくない。よって、グッズ整理係と掃除係とで空きポジションをローテーションするようにすると良いだろう。
ポジション | 特殊効果 |
---|---|
レジ | 売行き・評判 必ず誰かを配置しておかなければならない固定ポジション。レベルが上がるとそのキャラクターの商品が少しずつ売れやすくなっていく。LV1では効果がなく、LVごとに1ポイント程度上昇する。レジ係がさぼると「評判」に影響する。 |
接客 | 評判 店の「評判」に影響。特に客数が増えてきた時、接客係がいないと店の評判がガタ落ちになる。このポジションはできる限り空けない方がいい。 |
グッズ | 売行き 商品全体の売行きに影響。いるといないとでは、LV1でも売行きに3ポイントほど影響する。 |
掃除 | 綺麗さ 店の「綺麗さ」に影響。綺麗さがおちると、客が怒って帰る確率が上がる。綺麗さは概ね80%を境に問題が表面化し、店の「評判」に悪影響を及ぼすようになる。綺麗さが80%を切ったら掃除をするようにしたい。なお、この場合、掃除のスキルはアイテムとの合計で2LVあれば十分(ただし、完全成功が条件)。 |
◎やる気と仕事成功率
キャラクターごとに「やる気ゲージ」があり、ゲージが低いほど仕事をさぼりやすい。
やりたくない仕事をやっているとさらにさぼる確率が高くなり、やる気ゲージも下がっていってしまう。やる気ゲージがレッドゾーンにある状態でやりたくないポジションに就かせると、最悪一週間まるまるさぼられてしまうこともある。一人のキャラクターをやりたくないポジションに就かせるくらいなら、二人のキャラクターを普通のポジションに当てた方が良いくらいだ。
開店中に店員に声をかけると、そのキャラクターのやる気が若干回復する。手間だが毎日話しかけてやれば、やりたくない仕事でもそれほどやる気を落とさずにすむ。
逆に、やりたいポジションに就いている場合には絶対にさぼらない。また、やる気も大きく上昇する。できうる限りやりたいポジションに就かせるようにしたい。特に、接客係がさぼると致命的なので注意が必要だ。
仕事をさぼった場合の影響は以下の通り
・もらえる経験点が減る
・店の評判が落ちる
・個々のポジションに応じた特殊効果が得られない
(たとえば掃除係がさぼっていると、店が綺麗にならない)
◎やる気とイベント
このゲームはギャルゲーでも恋愛シミュレーションでもないので、各キャラクターのやる気とイベントの発生とは関係がない。もちろん、エンディング分岐にも影響しない。店舗経営のためだけに、キャラクターたちのご機嫌を取ればよい。
スペシャル
◎アイテム
アイテムはスロット数が6になるまでは特に必要ないだろう。また、LV2のアイテムはスロット数が9になって、資金的に十分な余裕が出るまで必要ない。
すごい掃除機(お掃除LV2)はおそらく必要にならない。掃除はこまめにやった方が店の評判が良くなるため、一度に綺麗にする必要がないからだ。
◎バーゲン
すべての商品を10%安くして売行きをのばす。商品によって売行きがどのくらい変化するかは異なるが、20ポイント近くのびるものと見積もって良い。ただし、バーゲンは客の購買意欲が上がるだけで、来客数はあまり増加しない。よって、店の評判が低い場合は劇的な効果は期待できないということになる。
不良在庫をバーゲンで売り抜ける場合、スロット数が多く、販売価格の高い商品がたくさん並んでいると結果的に損をしてしまう事がある。中盤以降で、集客数に自信があるのなら、叩売りさせてしまった方が良い場合もある。叩売り対象品の残数が一桁なら叩売りでも十分だろう。
叩売りの損失 | 損失=売れ残り数×通常売単価×50% |
バーゲンの損失 | 商品ごとの損失=販売個数×通常売単価×10% 全体の損失=商品ごとの損失の合計+経費 |
◎ビラ配り
大きな集客効果が望める。ただし、どのくらいの集客があるかはばらつきが大きくてはっきりしない。序盤は特に効果が大きく、評判の10倍程度の人数が来る。
ビラ配りは突然評判が落ちてしまった時に、その回復手段として使うと良い。商品が十分にそろっていて、なおかつ客への応対が正しくできれば、ビラを見て来店した客がそのまま固定客となり、落ちた評判を一気に回復することができる。すでに十分に評判が高い状態でビラ配りを行うと、店舗内に入れない客が現れて逆に評判が落ちてしまうことがあるので注意が必要。
◎フェア
月末にのみ行うことのできる販促活動。フェア対象のキャラクター商品の売行きがのび、客数も上昇する。 スロット数の多い後半戦では爆発的な売行きを示すこともあるが、逆に売れすぎてスロットが空になり、商品入荷が追いつかなくなることがある。
仕入れ
◎粗利益と評判
短期間で大きく儲けるために必要なことは、粗利単価の高い商品を大量に売りさばくことだ。しかし、粗利単価の高い商品ほど人気が無く、売れにくいという傾向がある(一部例外もある)。人気のない商品ばかりが店頭に並んでいると評判が落ちてしまい、来客数が減ってよけいに商品が売れなくなってしまう。評判を維持しつつ、利幅の大きい商品を売る、このさじ加減が仕入の肝だ。
良いだろう。
スペシャルグッズ(緑色グッズ)では「パーティーナイト」や「でじこのうた」、ノーマルグッズでは「CD」や「カレンダー」が売行きと粗利益のバランスが良い商品だが、常にこれらの優良商品を十分な数だけ購入できるとは限らない。より現実的な方法は、「人気取り用の商品」と「儲け用の商品」の二種類を店頭に並べることだ。
安定した人気のある「ピンズ」や「コミック」はいわゆる定番商品だ。これら定番商品を少なくとも2スロットには配置し、両方が同時に無くならないように数量をコントロールしながら、余ったスロットで粗利単価の大きな商品を売るのである。店舗が大きくなったら3スロット、4スロットを定番商品のために使っても良いだろう。
◎流行
毎週、商品ごと、キャラクターごとに「流行」が変動している。流行の商品は通常よりも5~20ポイント程度売行きが良くなる(平均すると15ポイント増程度になるが、変動が大きいので当てにならない)。どの商品が流行しているのかは店員の話に耳を傾けるか、実際に店舗に来る客の流れを見て判断する。店員の噂話に上ってこない商品がはやっていることもあるので、儲けたいなら営業中の店内をこまめに見回る事が重要だ(客の頭上のハートマークに注目する)。
キャラクター種よりも商品種に基づく流行の方が売行きへの影響は大きいようだ。また、はやり廃りも遅い。
売行きが10%以下の商品は流行していない限り置かない方がいいかもしれない。いくら粗利単価が大きくても、売れなくては何の意味もないからだ。それなら薄利多売で儲けるべきだ。
もしどの商品が流行しているのか手元に情報がないならば、なるべく多くのキャラクター種を用意するように心がける。すべての商品を一つのキャラクター種で染めてしまうと、そのキャラクターが不人気になったときの打撃が大きいためだ(そのときはフェアで切り抜けるという手もある)。
◎チェーン
同品種、同キャラクター種の商品を隣接するスロットに並べると「チェーン」が発生するが、必ずしも効果があるとは限らない。これは店内の客の流れを観察するとわかる。また、効果があっても5ポイント増未満のようだ(これも変動が大きくてはっきりしない。実は、平均値を取った限りではマイナスになってしまった。別の要因が働いているのかもしれない)。
どの商品がはやっているか事前情報がない状況でチェーンを組むならば、商品種でチェーンを組んだ方がいいだろう。キャラクターは3人しかいないから1/3の確率でヒットするが、商品種は24もあって、当て推量ではまずヒットしないからだ。
ex)ぷちこピンズ、でじこピンズ、うさだピンズでチェーンを組む
売れにくい商品を店頭に出す場合は、複数のスロットからチェーンを組める場所に配置すると良い。「腕時計」や「帽子」など悪夢のごとく売れない商品は、店のど真ん中に並べて四方八方からチェーンさせよう。もしかしたらそのうち売れるようになるかもしれない。
◎入荷量
すべてのスロットが一斉に空になるような事態に陥ると、店の評判はがた落ちになってしまう。かといって、入荷のしすぎで一ヶ月間に完売できなければ叩売りの対象になってしまう。売れ筋商品や定番商品がはけてしまい、高額な不人気商品ばかりが残ってしまっても店の評判は落ちてしまう。
入荷の前にはまず、個々のスロットを「いつ」空にするのか販売計画を立てる。すべてのスロットを同時に空にする事のないように、来客数を予測して入荷量をコントロールする。チェーンを組んで商品を配置している場合などは、同品種の商品が同数にならないように注意すること。同品種が同数あると、同じ時期にスロットが空になってしまう可能性があるからだ。
来客数=評判×6(ただし変動が大きいので必ずしもこの通りになるとは限らない)
一週間に売れると予測される商品の数=来客数×売行き
※店が汚れていたり、レジ係・接客係が仕事をさぼっていたりすると思うように集客できない
※売行きはレジ係とグッズ整理係のLV、流行、商品配置によって修正される
ピンズやコミックなどの定番商品は回転を遅くし、だいたい3週で売り切れるように入荷量を決定する。ボールペンに至っては単価も安いので、少数なら叩売りの対象になってしまっても良いだろう。
粗利単価の高い商品は流行っているものだけを入荷し、1~2週で売り切るようにする。消費者動向が1週間で変わることはあまりないが、あえて危険を冒す必要はない。短期にすべて売り切ってしまおう。
なお、それぞれの商品ごとに入荷可能な最大数が決まっている。この最大数は同じ商品を売り続けることで少しずつあげていくことができる。ただし、キャラクター種ごとに別々に成長するので、まんべんなくのばすには時間的に厳しいかもしれない。よって、キャラクターを絞って成長させておくとよいだろう。
特に、定番商品のコミックは最大数が200個と少ないので、後半戦での運用が難しい。ゲーム序盤から意識して最大数を育てていこう。
ex)ぷちこコミックを売り続けると、ぷちこコミックの入荷可能な最大数は200→250→300…と上がっていく。(でじこコミックやうさだコミックの最大数は変わらない)